2号 思春期の憂鬱

標準体型に戻った2号は現在筋トレをしています。

頑張った分だけ、硬さになって戻ってくるのが嬉しいらしく、最近頻繁に

「あーちゃん、触ってみて♪」

と腕や腹筋を触らせます。

もともと鳩胸のところに水泳もやってるので、逆三角形体型の程よい筋肉質になったらカッコいいのになぁ〜とぼんやり思いながら「プヨプヨ癒し系」のお肉がちょびっとだけ「筋肉らしいものが見え隠れする」お肉へと変化した腕やおなかを触っております。

毎日お父さんと一緒に家の周りを走って一周しているので(正味5分くらいだけど) 足にも少し筋肉がついてきたと喜んでいます。 

「ほら、見て!手のえくぼも ようやく なくなってきたでしょ!!」

……あぁ、これはずっとなくならないでほしいんだけどなぁ…なくなると、つまんないなぁ……

あ、これは母の憂鬱。

2号の憂鬱はというと………1号のまわりの人々(特に女子)。

1号の弟だということは顔も似ていることから知れ渡っており、

部活のメンバーからは 小学校の時から現在まで「吹奏楽部に入らないの!?」攻撃を会うたびにされ、もしくはかならず「あ!!1号ちゃんの弟だぁ〜♪」と囲まれる。

また、1号の忘れ物を届けに2年生の階に行くことも多く…あちこちで何度も繰り返される(苦笑)

現在吹奏楽部員は1年生〜3年生まで総勢66人(そのうち男子は3年:1人 2年:2人(←このうちの一人が1号) 1年:6人 だけ)。 校内で誰か彼かに会う確率はものすごく高いのである(笑)

挙句の果てには、吹奏楽部部員の妹(小学生)にまで

「あ!1号ちゃんの弟だぁ!!」

と指を刺される始末。

2号「あいつより俺の方が年上なのに、なんで小学生にまで「弟」って言われるんだよ」

そして、その後、ションボリした顔で

「……結局僕は、どこにいっても 『1号ちゃんの弟』 なんだよ…」

「いやいや、2号の周りから見れば1号が 『2号の兄ちゃん』 でしょ。」

「…違うんだなぁ…あのねぇ、1号ちゃんのことを知ってる人は何気に多いんだよねぇ。僕は1号ちゃんほど知られてないし、有名でもない。だから1号ちゃんを 『2号の兄ちゃん』と呼ぶ人はまずいないくて、『1号ちゃん』は『1号ちゃん』なんだよ。でも僕はどこにいっても 『1号ちゃんの弟』 なんだ…まぁ、1号ちゃんの弟なんだけどさ…」

これはつい最近の話。

7月17日(月)1号の吹奏楽コンクール大会当日、会場での会話。

母、何も返せなかった。

2号よ、

お前たちそれぞれの名前に「一」という漢字を付けたのは、そういう気持ちになった時のことを想定してつけたのだよ。

1号は1号

2号は2号

おまえたちはそれぞれ「オンリー1」なのだよ。

各々、自分の道を自分らしく生きていくように、

そして、それぞれの「生きる道」を大切にできる人間になって欲しいとの願いを込めてつけたのだよ。

2号は2号で今まで通りに自分の道を自分のペースで歩いて行けばいいんだよ。